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【映画】マルコヴィッチの穴【あらすじ・ネタバレ】

腕はあるのに評価されない人形師のクレイグは、ペットショップで働く妻のロッテと暮らしていました。
定職を探していたクレイグは、ビルの「7と1/2階」という屈まないと歩けない奇妙な会社の面接を受け、書類生理の仕事に就きました。

クレイグは、同じフロアで働くマキシンに一目ぼれして口説きましたが全く相手にされませんでした。
そんなある日、クレイグは棚の後ろに隠された扉を発見し、開いてみました。
すると何かに引っ張られ、辿り着いた先は大物俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中でした。
その後クレイグは高速道路の脇に投げ出され、マルコヴィッチの脳内に15分だけ入っていたことに気づき驚きました。

クレイグはこの不思議な体験をマキシンに打ち明けると、今まで素っ気無かったマキシンがこの話を信じ、さらに商売にしようと持ちかけてきました。
また、クレイグはこの体験を妻のロッテにも体験させることにしました。
その一方でマキシンマルコヴィッチと直接連絡を取り合い、会いに行きました。
マキシンは脳内にロッテが入ったマルコヴィッチと性行為をしました。
マルコヴィッチの脳内いたロッテは、性的興奮を覚え自分が同性愛者であることに気づき、病み付きになってしまいました。
マルコヴィッチマキシンを通して自分の頭の中で起きていることを知らされました。

ロッテマキシンの奇妙な肉体関係に嫉妬したクレイグは、ロッテを檻の中へ監禁し、マルコヴィッチの脳内に入り込みマキシンを口説きました。
やがてマルコヴィッチの体を完全に乗っ取ったクレイグは、マルコヴィッチの知名度を利用して大人気人形師となりました。
マキシンマルコヴィッチの子どもを妊娠していましたが、ロッテとの関係を忘れられずにいました。

クレイグに裏切られたロッテは、クレイグが務めている会社の社長からマルコヴィッチの秘密を聞きました。
その秘密とは、社長は謎のグループを結成しており、彼らは人の体を乗っ取って生きているというものでした。
そして、今度はマルコヴィッチの体を乗っ取るつもりでいたのですが、すでにクレイグが入っているので邪魔だというのです。

それを聞いたロッテ社長と手を組み、マキシンを誘拐しました。
そしてマルコヴィッチの体から出るようにクレイグを脅迫したのです。

ロッテと再会したマキシンは、お腹の子はロッテマルコヴィッチの中にいたときに出来た子だと告げ、相思相愛になりました。
一方、マルコヴィッチの体から飛び出し、取り残されてしまったクレイグは、もう1度穴に入ることを決意しました。
クレイグが入った穴の先にあった脳は、マキシンが出産した子どもでした。

クレイグは幼い子どもを操ることもできず、幸せに暮らすロッテマキシンを眺めるしかできませんでした。


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