【映画】アリス・イン・ワンダーランド【あらすじ・ネタバレ】
19歳のアリス・キングスレーは美しい娘に成長していました。
アリスの母と姉は極秘にアリスの婚約者を決め、婚約パーティーを企画していました。
何も知らないアリスは、貴族の御曹司である婚約者からの突然のプロポーズに困惑し、その場から逃げ出しました。
森の中で懐中時計を持った白うさぎに出会い、後を追って穴を転がり落ちたアリスがたどり着いたのは幼少時代に訪れたワンダーランドと呼ばれる不思議の国でした。
ワンダーランドは13年前とは全く別世界になっており、独裁者である赤の女王に支配された暗い世界と化していました。
ワンダーランドを救うために、ここの住人である白うさぎたちがアリスをこの世界に呼び寄せたのです。
アリスは、かつてここを訪れ冒険したことを全て夢の中の出来事だと考え記憶を失くしていましたが、自分が預言書に記されている「救世主」だということを知らされ、赤の女王に戦いを挑む決意をしました。
アリスが冒険を繰り広げていたことを全く覚えていないということから、芋虫の賢者アブソレムはアリスが偽物ではないかと疑っていました。
するとそこへ赤の女王が放った怪物が襲い掛かってきました。
赤の女王はアリスが救世主だということを知って、アリスを生け捕りにするように命令を下していたのです。
怪物から何とか逃れることが出来たアリスは、チェシャ猫の案内でイカれた帽子屋マッドハッターと出会います。
赤の女王と対抗しているマッドハッターは、アリスを連れてかつてワンダーランドを統括していた白の女王のもとへ向かう途中、赤の女王軍であるハートのジャックに襲撃されます。
マッドハッターはアリスの身代わりに囚われてしまいました。
アリスは危険を顧みず、統治者の証であるヴォーパルの剣を赤の女王から取り戻し白の女王へ届けました。
ようやく白の女王のもとには救世主が身に着ける鎧一式が揃ったので、赤の女王の守り神で怪物のジャバウォッキーを倒せばワンダーランドには平和が訪れるのです。
赤の女王の城では、マッドハンターや白うさぎたちが囚われ、命の危機にさらされていました。
マッドハンターは処刑台に立たされましたが、チェシャ猫の助けで一命をとりとめることができました。
その後女王の独裁ぶり反対している人々に反乱を呼びかけました。
アリスが赤の女王の城に到着し、チェス版の上で戦うことになりました。
アリスは守り神で怪物のジャバウォッキーと、マッドハンターはハートのジャックと対決し、それぞれ勝利を収めることができ王冠を取り戻すことに成功しました。
赤の女王とハートのジャックはワンダーランドを追放されることとなり、ワンダーランドには再び平和が戻りました。
マッドハンターはアリスにこの世界に残るように言いましたが、アリスはそれを断り現実世界に戻ることにしました。
現実世界に戻っても、プロポーズは断り世界へ羽ばたいていくのでした。
