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【戯曲】ロミオとジュリエット【あらすじ・ネタバレ】

14世紀のイタリアの都市ヴェローナという町に、キャピュレット家とモンタギュー家という二つの旧家がありました。

両家はお互いを仇だと思い、長年に渡り対立し続けていました。
キャピュレット家とモンタギュー家にはそれぞれジュリエットという一人娘と、一人息子がいました。
二人は舞踏会で偶然出会い、お互いの家のことを知らずに恋に落ちてしまいましたが、お互いが仇の家の出身だと分かっても二人の気持ちは変わりませんでした。
そこで、二人の結婚が両家の争いの終止符のきっかけになることを願うロレンス修道士に秘密の結婚式を挙げてもらい、夫婦になりました。

しかしその直後、ジュリエットの従兄弟ティボルトにケンカを仕掛けられたロミオの代わりにケンカを買ってしまった親友マキューシオを殺され、逆上したロミオティボルトを殺してしまいました。
そしてロミオはヴェローナから追放されてしまいました。

ジュリエットロミオが追放されたことに悲しみました。
そんなジュリエットを慰めようと、キャピュレット夫妻はパリスという貴族との結婚を決めようとしましたが、ロミオと夫婦の誓いをたてていたジュリエットはパリスとの結婚を拒否しました。
キャピュレット夫妻ジュリエットの態度に怒り、言うことを効かないのであれば勘当すると言いました。
事情を話すこともできずに苦しんだジュリエットは、ロレンス修道士を頼りました。

ロレンス修道士は、仮死になる薬を飲み、死んだと思わせて、目覚めた時に迎えにきたロミオとヴェローナから逃げる、という計画を提案しました。
ジュリエットは42時間だけ仮死になる薬を飲み、死んだと思われて葬られました。
しかし、ロレンス修道士の計画がロミオにうまく伝わっていませんでした。

ジュリエットが本当に死んでしまったと思い込んだロミオは、横たわるジュリエットの隣で毒を飲み息絶えました。
目覚めたジュリエットは悲しみ、ロミオが持っていた短剣で自分の胸を刺し後を追いました。

二人の死を悲しんだキャピュレット家とモンタギュー家は、自分たちの愚かさに気づき、ついに和解しました。


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