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【昔話】かぐや姫【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかし、竹取りのおじいさんが山で竹をとっていると、1本の竹がピカピカと光り輝いていました。
不思議に思い切ってみると、竹の中からかわいらしくて小さな女の子が出てきました。
これは神様からの授かりものに違いないと思い、おじいさんは女の子を家に連れて帰ることにしました。
かぐや姫と名付けられた女の子は、おじいさんおばあさんに大切に育てられ、それはそれは美しい女性に成長しました。

美しいかぐや姫の噂は瞬く間に広がり、5人の立派な若者から結婚を申し込まれましたが結婚をする条件として、「仏の御石の鉢を持ってきてください」と言いました。
その他の若者にも、燕のこやす貝、火ネズミの皮衣、蓬莱の玉の枝、龍の頸の玉を持ってくることを条件に挙げましたが、誰も果たすことができませんでした。

やがて十五夜が近づくと、かぐや姫は月を見ながら泣いていました。
おじいさんおばあさんが泣いている理由をたずねると、かぐや姫は月の都の者であり、八月の満月の夜に満月の夜に月から迎えがやって来ることを打ち明け、おじいさんおばあさんと別れるのが哀しいと話しました。
おじいさんおばあさんは、月の使者からかぐや姫を守るために侍たちが家の周りを守りましたが、月の使者がやってくると侍たちは動けなくなってしまいました。
まぶしい光を放つ使者を退けることはできず、かぐや姫は月の都へと帰っていきました。


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