あらすじ君

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【昔話】さるかに合戦【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかし、柿の種を拾ったサルと、おいしそうなおにぎりを拾ったカニがいました。
サルカニのおにぎりが欲しくなり、カニにずるい提案をしました。
カニさんカニさん、この柿の種をまけば毎年甘くておいしい実がなるよ。おにぎりと取り換えてあげようか?」
サルさん、どうもありがとう」
カニは大喜びで庭に柿の種をまきました。
「早く芽を出せ、柿の種。出さねば、はさみでちょん切るぞ。」と言いながら毎日水をかけ大事に育てました。
柿の実がおいしく熟すころにサルがやってきて「代わりに登って取ってやるよ。」と言い、柿の木に登ると自分だけ赤い柿を食べ始めました。
登れず柿の木の下にいるカニには、まだ青くてかたい柿の実を投げつけました。
柿の実を投げつけられた拍子にカニの甲羅が割れ、3匹の子ガニが産まれましたが、母カニは死んでしまいました。

やがて大きくなった子ガニたちは、母カニの敵討ちをしようと決心し、牛の糞と一緒にサルの家へ向かいました。
サルが留守の間に、こっそり隠れてサルの帰りを待ちました。
サルが帰ってきて囲炉裏ばたに座ると、隠れていたがパーン!とはじけてサルのおしりにぶつかりました。「あちちちち!!水だ水」と水がめに近づくと、水がめに隠れていたサルを刺しました。
あわてて外に逃げようとしたサルは、牛の糞に滑って転び、その上からがドーン!!と落ちてきて、サルはぺちゃんこになってしまいました。


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