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【童話】犬と雄鶏と狐(いぬとおんどりときつね)【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるところに、仲良しのオンドリがいました。

ある日二人は一緒に旅に出ることにしました。
翌朝、オンドリは目覚めるといつものように「コケコッコー」と鳴いてしまいました。
すると森の奥に住むキツネが目を覚ましてしまったのです。

キツネオンドリを騙して食べてやろうと思い、急いでオンドリがとまっている木まで向かいました。
そして「とても良い声ですね。ぜひあなたと友だちになりたいので、降りてきてください」と言いました。

オンドリは「いいですよ」と言い、さらにこう続けました。
「この木の根元に門番がいますので、門番を起こしてください。門番が扉を開けたらすぐに降りていきます」

オンドリを食べることで頭がいっぱいのキツネは、門番を探しに行きました。
するとそこへがいきなり飛び掛ってきて、キツネを食い殺してしまいました。

騙そうとすると、逆に仕返しをされてしまうということです。


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