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【児童文学】星の王子さま【あらすじ・ネタバレ】

子どもの頃に書いた絵「ゾウを消化するボア」を大人たちに全く理解されなかったヒコーキ乗りのぼくは、大人たちは何も分かっていないという思いを心のどこかに抱えていました。
そんなぼくが不時着した砂漠で一人の少年と出会いました。
少年と話しているうちに、ぼくは少年が王子さまであることを知ります。

王子さまの星の家には3つの火山と根を張って星を割いてしまいそうになるバオバブの芽と、隣の星からやってきた種から咲いた一輪のバラの花がありました。
王子さまはバラを美しいと思い、毎日大切に育てていました。
しかし、ある日、王子さまバラの花とけんかをしてしまいます。そのことがきっかけで他の星を見に行くために旅に出ることにしました。
王子さまは他の小惑星を訪れましたが、へんてこりんな大人ばかりに出会います。
そこで地理学者のすすめを受けて地球へと向かうことにしました。

地球の砂漠に降り立った王子さまは、ヘビに出会いました。
その後、見たこともないほど高い火山や数千本のバラに出会った王子さまは、自分が愛している星の火山やバラの花はありふれたつまらないものであったのかと思い、泣き出しました。
泣いている王子さまの前にキツネがやってきました。
悲しさを紛らわせるために遊んで欲しいという王子さまに対してキツネは、「仲良くならないと遊ぶことはできない」と言いました。
キツネと別れることとなった時に、王子さまキツネと仲良くなっていたことに気づきました。
別れることが寂しく、相手にもつらい思いをさせてしまうなら仲良くならなければ良かったと話す王子さまに、キツネは「大切なものは目に見えない」ということを教えました。

バラの花とけんかをして自分の星を出て旅をしていた王子さまは、様々な星へ旅をしたことで、バラの花がかけがえのない存在であったことに気付き、自分の星に帰るために砂漠を歩いているところ、偶然ぼくと出会ったのです。
最後に王子さまは自分の星に帰り、消えてなくなってしまいました。


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