あらすじ君

様々なあらすじを1分で読めるようにまとめました

【映画】ナイトミュージアム【あらすじ・ネタバレ】

冴えない中年男のラリーは、どんな仕事も長続きせず現在失業中でした。
離婚した元妻と暮らしている息子のニックから定職に就くように言われたラリーは、職業斡旋所でニューヨーク自然史博物館での仕事を紹介されました。
ラリーに与えられたのは夜間警備員の仕事でした。
そこで、ラリーは、博物館は赤字続きで長年勤務していた老警備員3人が解雇され、新たに1人だけ雇うことになったという話を聞きました。
こうしてラリーは博物館の新米警備員として働くことになりました。

夜間警備員として働き出したラリーは、展示されているティラノサウルスの骨格標本が台座から消えていることに気づきました。
不思議に思いあたりを巡回していると、骨格標本がまるで生きているかのように動き回っていたのです。
それだけではなく、他の展示物も同様に動き回り、言葉を話していることに気がつきパニックになったラリーは、電話で元老警備員たちに助けを求めました。
しかし老警備員たちは展示物が動くのは当然のことであるかのように、マニュアル通りにしろと言い電話を切りました。
展示物のセオドア・ルーズベルト大統領から展示物が動き回る理由が「アクメンラー王の石板」の力であることを聞いたラリーは、夜な夜な暴れだす展示物を鎮めるために毎日奮闘することになりました。

しかし、夜な夜な行われる展示物の大騒ぎを1人で対処できるはずもなく、毎朝博物館は散らかったままの状態でした。
毎日のように館長に怒られ、ついには退職勧告までされてしまいましたが、ニックのためにラリーは仕事を続けることを決意しました。
その夜、ラリーニックに動き出す展示物を見せようと思い博物館へ連れてきたのですが、いつもなら大騒ぎしている展示物たちが全く動かなくなっていました。
力の源である「アクメンラー王の石板」が無くなっていることに気がついたラリーは地下倉庫で石板を見つけました。
するとそこへ元老警備員が現れ、石板を渡せと詰め寄ってきました。
石板は、展示物を動かすだけでなく老警備員たちにも若さと力を与えていたのです。
そして老警備員たちは石板を盗んだ罪を全てラリーになすりつけようとしていたのです。

古代エジプトのブースに閉じ込められてしまったラリーニックは、石板の力で動きだしたセオドア・ルーズベルト大統領に助けを求めましたが、「自力で切り抜けなければいけない」と断られてしまいました。
諦めかけたその時、棺から解放されたアクメンラー王に助けられました。
セオドア・ルーズベルト大統領の言葉で気持ちを入れ替えたラリーは、展示物たちとともに石板奪還に挑みました。
苦戦の末、タイムリミットである夜明け直前に石板の奪還に成功し、朝日を浴びると灰になってしまう展示物たちも博物館へ戻すことに成功しました。

館内が悲惨な状態であるということは変わらず、ラリーは免職処分となってしまいました。
しかし、夜に起きた騒動が宣伝効果となり、博物館には来場者が殺到しました。
思い直した館長ラリーの免職を取り消しました。

その後、アクメンラー王の石板を制御することによって暴れだすことがなくなった展示物たちは、夜な夜なサッカーやダンスをして楽しむようになりました。
その様子を見ながらラリーは夜の警備の勤務をこなすのでした。


 - 映画

  関連記事