【映画】イントゥ・ザ・ウッズ【あらすじ・ネタバレ】
パン屋の夫婦は長年子宝に恵まれず、子どもが欲しいという願いを抱いていました。
ある日、隣に住む常連客である魔女がやってきて、子どもを授からない原因が魔女の呪いにあったことを知らされたパン屋の夫婦は魔女から「呪いを解くためには青い月が出る3日後の午前0時までに森に入って、白い牛・赤い頭巾・黄色い髪の毛・金色に輝く靴を集めることが必要だ」と聞かされました。
夫婦は子どもを授かるという願いを叶えるために、森の奥へと出かけていくのです。
時を同じくして、おとぎ話の主人公たちもそれぞれの願いを持って森へと入っていきました。
ジャックは大金持ちになることを夢見て白い牛を売るために森へ入り、赤ずきんはオオカミに狙われていることも知らずに森に住むおばあちゃんのお見舞いへ、ラプンツェルは魔女によって森にある塔の中に閉じ込められながらもいつか自由になれることを願い、シンデレラは森にある母のお墓の前で舞踏会に行きたいと祈っていました。
森の中で赤ずきんを見つけたパン屋の主人は、赤い頭巾を盗もうとしましたが赤ずきんが騒いでしまったため返すことになってしまいました。
そうこうしているうちに、何を集めるのか忘れてしまったパン屋の主人の元に妻がやってきました。
そこでジャックが白い牛を連れているのを発見したパパン屋の主人は持っていた豆をジャックに渡し「1粒1ポンドする魔法の豆」だと嘘をつき、白い牛を手に入れました。
赤ずきんを狙っていたオオカミは、おばあちゃんを丸ごと飲み込み、ベッドの上でおばあちゃんになりすまして赤ずきんを待ち構えていました。
何も知らない赤ずきんはおばあちゃんになりすましているオオカミに飲み込まれてしまいましたが、赤い頭巾を手に入ようとしていたパン屋の主人がそこに現れ、おばあちゃんと赤ずきんを救い出し、赤ずきんはお礼に赤い頭巾をパン屋にプレゼントしました。
塔の中に閉じ込められているラプンツェルは、美しい歌声で王子を魅了しており、王子はラプンツェルの長い髪を使って塔に上っていました。
シンデレラは、舞踏会から慌てて帰宅していました。その後を王子が追いかけており、シンデレラが森へ隠れたところで白い牛を連れたパン屋の妻と遭遇しました。
パン屋の妻はシンデレラが履いている靴が金色に輝く靴だということに気づき奪おうとしましたが、白い牛に邪魔されてしまい金の靴だけではなく白い牛も失ってしまいました。
パン屋の妻が仕方なく帰ろうとしていると、2人の王子に遭遇しました。
2人は兄弟で、1人はシンデレラ、もう1人はラプンツェルに恋をしていました。ラプンツェルに恋した王子からラプンツェルの髪が黄色く美しい髪であることを聞いたパン屋の妻は、それを手に入れようとします。
パン屋の妻はラプンツェルのいる塔の下まで行き、王子のふりをして髪の毛を下ろしてもらうことに成功し、黄色い髪の毛を手に入れることができました。
一方、パン屋の主人は森の中で白い牛を発見し捕まえることに成功しました。
森の中で再度シンデレラと遭遇したパン屋の妻は、金の靴と魔法の豆を交換したいと願い出ましたがシンデレラに断られてしまいました。
そこへ王子が追ってきたため、パン屋の妻は「金色の靴より私の靴の方が早く走れる」と言い、自分の靴とシンデレラの金色の靴を交換し、手に入れることができたのです。
パン屋の主人と妻は集めたものを持って合流し、魔女へ差し出しました。
魔女はパン屋の夫婦に、白い牛に赤い頭巾、黄色い髪の毛、金色に輝く靴をを食べさせることを命じました。
すると、白い牛は乳を出すようになりその乳を飲んだことによって、パン屋の妻は子どもを授かったのです。
魔女は全ての呪いを解き、シンデレラとラプンツェルはそれぞれ王子と結婚し、ジャックは金の卵を売って大金持ちになり、パン屋の夫婦は元気な子どもを授かることができました。