【映画】スクール・オブ・ロック【あらすじ・ネタバレ】
ロックバンドのギタリストでロックを心から愛するデューイ・フィンは、勝手過ぎるパフォーマンスが原因で自ら作ったバンドを追い出されてしまいました。
仕事もなく金もないデューイは、かつて一緒にバンドを組んでいたネッド・シュニーブリーと同居していましたが、ネッドとその彼女に家賃を支払うように言われ困っていました。
そんな時、ネッド宛に私立小学校の臨時教師の話が舞い込み、仕事が欲しかったデューイはネッドになりすまして名門ホレス・グリーン学院の臨時教師として働くことになりました。
仕事などする気がないまま、臨時教師という仕事を手に入れたデューイは、ある時、自分が担当する生徒たちの音楽の授業を目撃しました。
そこには素晴らしいテクニックを持ち、ギターやピアノを優雅に奏でる生徒たちがいました。
生徒たちに才能があることを知ったデューイは、彼らをメンバーにしてロックバンドを再結成し、バンドバトルに出場することを思いつきました。
授業と称して、生徒たちにロックについてのあるとあらゆることを教え、クラシックギターをエレキギターに、タンバリンをドラムに、チェロをベースに持ち替えさせ、ロックバンドのメンバーに育てようとしました。
初めは生徒たちも困惑していましたが、やがてデューイの陽気な人柄やロックの素晴らしさ、ありのままを認めてくれるデューイを信頼するようになり、バンドバトルを目指して猛練習を始めました。
デューイは、全ての授業をバンドの練習に費やしていましたが、ひょんなことからネッドに黙って臨時教師をしていたことがバレてしまいました。
それが原因で校長先生、生徒や両親たちにも偽物の教師だということがバレ、学校を追放されてしまいました。
しかし、その頃にはすでに生徒たちとデューイの間には固い絆が生まれていました。
大会当日、生徒たちは学校を抜け出してデューイを自宅まで迎えに行き、予定通りバンドバトルの会場へ向かい、それを知った校長先生と生徒たちの両親も後を追いました。
そこでデューイと生徒たちのバンド「SCHOOL OF ROCK」は演奏をし、会場は大いに盛り上がりましたが、残念ながら優勝は逃してしまいました。
しかし、その場にいた観客から熱い声援を受けたSCHOOL OF ROCKはアンコールに応え、生徒たちを心配してやってきた校長先生や両親たちも演奏を見て熱狂し、その後のバンド活動を許しました。
そして、デューイと生徒たちは、放課後にバンド活動をするようになりました。