あらすじ君

様々なあらすじを1分で読めるようにまとめました

【映画】害虫【あらすじ・ネタバレ】

中学生のサチ子は、学校へも行かずに毎日をだらだらと過ごしていました。
サチ子には母親しかいませんでしたが、その母親も精神不安定で自殺未遂をはかりました。

サチ子は偶然知り合ったタカオと仲良くなり、その日からタカオと一緒に過ごすようになりました。
学校ではサチ子のことを気にかける人はいませんでしたが、唯一の友人である夏子だけがサチ子のことを心配していました。

タカオは友人のキュウゾウとつるみ、アタリ屋など良くないことをしてお金を稼いでいました。
サチ子も真似ようとしましたが、怖気づいてできませんでした。
ある日、タカオに旅行に誘われたサチ子は待ち合わせ場所に向かいましたが、約束に時間になってもタカオは現れませんでした。
その日以来、タカオサチ子の前から姿を消してしまいました。
自分の居場所を失ったと感じるサチ子が自宅へ返ると、母親が恋人を連れ込んでおり、ここにも居場所がないと感じていました。

居場所を失ったサチ子は、再び学校へ行くことにしました。
そんなある日、サチ子が自宅へ帰ると母親の恋人がひとりで家に上がりこんでおり、サチ子はレイプされそうになりました。
翌日、学校ではサチ子がレイプされたという噂が広まり、夏子だけがサチ子をかばいました。
その日の帰り道、サチ子は偶然キュウゾウと再会しました。

サチ子キュウゾウはおもしろ半分で火遊びをしていました。
遊びがエスカレートした2人は、ビンに灯油を入れ、火をつけて夏子の家に投げ入れました。
火はみるみるうちに燃え上がり、家はあっという間に焼け落ちてしまいました。
事の重大さに気づいたサチ子は、その町から逃亡することを計画しました。

サチ子は小学校の頃思いを寄せていた教師のもとへ行き、喫茶店で待ち合わせをしていました。
ところがそんなサチ子に見知らぬ若い男が「いい仕事を紹介する」と声をかけてきました。
サチ子若い男と一緒にその場から立ち去りました。
入れ違いに駐車場に入ってきた教師に気づきながらも、サチ子はそのまま車に揺られていくのでした。


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