【映画】バックトゥザフューチャー【あらすじ・ネタバレ】
1985年10月25日、高校生の主人公マーティ・マクフライは友人である天才発明家エメット・ブラウン博士(通称ドク)から深夜1時にショッピングモールの駐車場に呼び出されました。
マーティが駐車場に着くと、ドクは改造車のデロリアンを見せてきました。
デロリアンはドクが発明したタイムマシンで、プルトニウムを動力としており、車の中に取り付けられたメーターに日時を入力し、時速140kmを超えるスピードを出すと過去も未来も自由に行くことができるのです。
ドクが、愛犬アインシュタインを乗せて実験してみせると、デロリアンは消え、その1分後に再びデロリアンが現れました。
タイムマシンの成功に喜ぶマーティとドクでしたが、そこへ過激派のリビアが襲い掛かってきました。
ドクはタイムマシンを完成させるために、リビアに交渉しプルトニウムと偽物の爆弾を交換していたのでした。
ドクはリビアの銃弾が胸に当たり、死んでしまいました。
ドクが倒れ、銃を向けられたマーティはデロリアンに乗り逃げ出しました。
その際、次元装置のスイッチも入れてしまい、時速140kmを過ぎたところで30年前の1955年11月5日にタイムリップしてしまいました。
半信半疑で町を散策していたマーティでしたが、タイムスリップしたことに気づき、1985年に戻ろうとしました。
しかし、燃料のプルトニウム切れで現代に戻れないマーティはデロリアンを発明したドクに会いに行きました。
最初は信じていなかったドクでしたが、マーティが「次元転位装置」の話と、おでこにある傷ができた理由を知っていることからマーティの話を信じ、現代へ帰るための協力をしてくれることになりました。
1955年にはプルトニウムはなく、デロリアンを動かすことは不可能だと思っていましたが、マーティのポケットに入っていたチラシから次の土曜日にヒルバレーの時計台に落雷があることを知ったドクは、雷をエネルギーのしてデロリアンを動かすことを思いつきました。
1955年にタイムスリップしたマーティは、まだ結婚する前の両親に偶然出会ってしまいました。
ひょんなことから母のロレインがマーティに一目ぼれしてしまい、このままでは両親は結ばれずマーティは存在すらしなくなってしまいます。
そこでマーティは、両親が出会い結ばれるように仕向けることにしました。
しかし、父のジョージはケンカも弱くて情けない男で、いつも同級生のビフにいじめられていました。
マーティはロレインとジョージが実際に結ばれるきっかけとなったダンスパーティーの日に、芝居を打つようにジョージと話し合っていました。
マーティがロレインを襲い、そこへジョージが助けにくるというものでした。
しかし、作戦を決行しようとしたその時、ビフの子分がマーティを連れ去り、ビフがロレインを襲ってしまいました。
ジョージは、マーティではなくビフがいることに驚きましたが、勇気を出してビフを殴って倒すことができました。
助かったロレインは、ジョージのことが好きになり、ふたりは無事結ばれました。
ロレインとジョージが結ばれたことに安心したマーティは、ドクが考えた落雷を利用する方法で現代へ戻ろうとします。
現代へ戻る前に、1955年のドクに銃殺されることを知らせたいマーティは1985年でドクが死ぬという手紙を書いてドクに渡しました。
現代でドクをどうしても死なせたくないマーティは、ドクが死んでしまう10分に時間をセットして現代へ戻りました。
無事現代へ戻ったマーティは、ドクが殺されてしまう現場へ急いで向かいましたが、ドクは銃撃されてしまいました。
しかし、ドクは1955年にマーティが書いた手紙を受け取り、防弾チョッキを着用していたので死んでいませんでした。
マーティが自宅へ戻ると、過去を少し変えてしまったために、現代の家族の様子も変わっていたのでした。