【童話】ヘラクレスとアテネ【あらすじ・ネタバレ】
怪物を退治することで有名な英雄ヘラクレスが道を歩いていると、地面にりんごが落ちていました。
ヘラクレスがりんごを踏みつけると、2倍の大きさにふくれ上がりました。
驚いたヘラクレスは、さっきよりも強く踏みつけ、さらに持っていた棒で叩いてみました。
するとさっきよりも大きくなって、ついには道をふさぐほど大きくなってしまいました。
ヘラクレスは驚き、持っていた棒を放り出してそこから動けなくなってしまいいました。
そこへアテネの女神がやってきて、りんごだと思っていたそれがケンカのお化けであることを教えてくれました。
突いたり、踏んだりするとどんどんふくれ上がってしまうので、放っておかなければいけないとも言われました。
争いやケンカは、最初は大したことなくても、どんどん大きく恐ろしいものになるということです。