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【昔話】五料の地蔵さん【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかし、五料という村の原っぱにお地蔵さんがいて、村の子どもたちお地蔵さんの近くで楽しく遊んでいました。

ある日、偶然通りかかった馬子が、馬の背に乗せた荷物のバランスをとるために、お地蔵さんを乗せて立ち去ってしまいました。
大好きなお地蔵さんがいなくなったことで、子どもたちはとてもかなしみました。

そんなある夜、馬子が寝ていると枕元にお地蔵さんが現れ「五料が恋しい」と、涙を流しました。
驚いて飛び起きた馬子は、道端に置いていたお地蔵さんを馬の背に乗せて、大急ぎで五料に連れて帰りました。

お地蔵さん無事に五料に戻ることができ、子どもたちも以前のように原っぱに集まるようになりました。
子どもたちの楽しそうな声を聞きながら、お地蔵さんは幸せそうに笑っていました。


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