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【昔話】馬方とタヌキ【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるとろこに、馬方が住んでいました。
ある日、馬方は、子どもたちにいじめられている子たぬきを見つけました。
馬方子どもたちにお小遣いをあげて子たぬきを買い取ると、縄をほどいて逃がしてあげました。

その日の夜、子たぬき父たぬき馬方の家にきて、助けてもらったお礼がしたいと言う子たぬきを置いていきました。
翌日から、子たぬきはよく働いてくれたので、最初はしぶしぶ子たぬきと一緒にいた馬方もだんだんと子たぬきのことが気に入りました。

そんなある日、馬方のところへ借金取りの吉田屋がやってきました。
どうしても今日中に1両の金を返さないと馬をもらっていく、と言うので馬方は途方にくれました。
子たぬきは困っている馬方のために小判に化け、吉田屋の巾着袋の中に入ってしまいました。

その夜、子たぬきのことが心配で眠れなかった馬方のところに、傷だらけになった子たぬきが逃げ帰ってきました。
吉田屋に殴られたり犬に追いかけられたりと、さんざんな目にあった子たぬきに、馬方はとても感謝しました。
そして、この優しい子たぬき父たぬきのところへ返してあげようと思い、同じ布団に入り眠りにつきました。


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