【グリム童話】赤ずきん【あらすじ・ネタバレ】
むかしむかしあるところに、かわいらしい女の子がいました。
女の子はおばあさんが作ってくれた赤いずきんが大のお気に入りで毎日かぶっていたので、みんなから「赤ずきん」と呼ばれていました。
ある日赤ずきんはお母さんから、おばあさんの家へケーキとワインを持っていくように頼まれました。
赤ずきんが森の中へ入るとオオカミにばったりと出会いました。
オオカミは赤ずきんがおばあさんの家へ向かっていることを知ると、おばあさんのために花を摘んで持っていくことを提案しました。
赤ずきんが花を摘んでいる間にオオカミはおばあさんの家へ向かい、おばあさんをまる飲みしました。
赤ずきんは摘んだ花をたくさん持っておばあさんの家に入ると、おばあさんの格好をしたオオカミにまる飲みされてしまいました。
満腹になったオオカミは大きないびきをかいて眠ってしまいました。
たまたま前を通りかかった猟師がおばあさんの家から聞こえてくる大きないびきを不思議に思い中へ入ってみると、大きなお腹をしたオオカミが眠っていました。
猟師がハサミでオオカミのお腹を切り開くと、赤ずきんとおばあさんが生きたまま出てきました。
猟師はオオカミの皮をはいで自宅へ持ち帰り、おばあさんは赤ずきんが持ってきたケーキとワインで元気になりました。