【童話】大きなかぶ【あらすじ・ネタバレ】
むかしむかしあるところに、おじいさんがいました。
おじいさんは甘くて大きなかぶを作ろうと、畑に種をまいて大事に育てました。
すると、かぶは大きく立派に育ち、いよいよ収穫の時がやってきましたが、大きすぎておじいさん一人では抜くことができませんでした。
そこでおじいさんはおばあさんを呼んできて手伝ってもらうことにしました。
おじいさんが「うんとこしょ、よっこいしょ」と、かぶを引っ張り、おばあさんがおじいさんを引っ張りましたが、かぶはびくともしません。
そこでおばあさんが孫を呼び、手伝ってもらい「うんとこしょ、よっこいしょ」と引っ張りましたが、かぶは抜けません。
今度は、孫が犬を呼び、犬が猫を呼び、みんなで力を合わせて引っ張りましたがそれでもかぶは抜けません。
どうしようもないので、最後に猫がねずみを呼んできて手伝ってもらい「うんとこしょ、よっこいしょ」とかぶを引っ張ると、ようやくかぶを抜くことができました。