あらすじ君

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【童話】すっぱいぶどう【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるところに、旅を続けているキツネがいました。

キツネは食べ物も小川もないところを歩いていたので、何も食べていない日が続いていました。
キツネが歩き続けていると、道の途中にぶどう畑が見えてきました。
腹ぺこでノドもからからだったキツネは大喜びでぶどう畑へ近づきましたが、ぶどうの木が高くて手が届きません。
キツネが背伸びをしても、どんなに高く飛び上がってもぶどうを取ることができませんでした。

ぶどうを取ることに疲れてしまったキツネは、自分のしっぽでさえ重く感じてしまいました。
おいしそうなぶどうを目の前に、ツバすら出てこなくなっていました。
悲しくなったキツネは、「どうせこのぶどうはすっぱくてまずいに違いない。絶対食べてやるもんか!!」と言い、その場を去っていきました。


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