【童話】3びきのくま【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるところに、女の子がいました。

女の子が森の中で遊んでいると、一軒の家を見つけたので近づくと、そこはくまの親子が住んでいる家でした。
女の子がドアをたたいても返事がなかったので、女の子は家の中へ入ってみることにしました。
テーブルの上には大、中、小のお皿があり、どのお皿にもおかゆが入っていたので女の子は一口ずつ食べてみることにしました。
大きいお皿のおかゆは熱すぎて食べられず、中くらいのお皿のおかゆもまだ冷めていません。
小さいお皿のおかゆを食べてみるととてもおいしかったので、女の子は全部食べてしまいました。

お腹がいっぱいになったので少し一休みしようと部屋中を見回すと、大、中、小のイスを見つけました。
大きいイスは高すぎて座れず、中くらいのイスは座り心地がよくありません。
小さいイスは、女の子にぴったりの高さで座り心地もよかったのですが、女の子が勢いよく座ってしまったのでイスは壊れてしまいました。

眠くなってしまった女の子がとなりの部屋をのぞいてみると、大、中、小のベッドを見つけました。
大きいベッドはかたすぎて眠れず、中くらいのベッドはやわらかすぎて眠れません。
小さいベッドはちょうどよかったので、女の子はぐっすりと眠ってしまいました。

しばらくすると、くまの親子が帰ってきました。
くまの親子は全部食べられたおかゆ、壊れたイス、寝ている女の子を見つけ驚きました。
目を覚ました女の子もくまの親子を見て驚き、慌てて家から逃げていきました。

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