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様々なあらすじを1分で読めるようにまとめました

【昔話】狐森【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるところに、きつねがたくさん住む森がありました。
きつねたちは森を通る村人たちを騙してばかりいました。
この森の近くに住む権さんという男は、森の中にあるものが全てきつねに見えるそうで、何でもかんでも石を投げつけていました。

きつねたちも、権さんの乱暴ぶりにはお手上げ状態で、別の森へ移り住もうかと考えていました。
するとおばあさんきつねが「わたしが権さんをこらしめてやる」と言いました。

おばあさんきつねは、嘘の森の出口を作り、足をけがして困っている武州屋のおかみに化けて、権さんを待ち伏せしました。
森から出ているつもりの権さんは、きつねが化けているとは思わず、おかみを馬に乗せて武州屋まで送って行くことにしました。

まんまと騙された権さんは、一晩中森の中を歩き回って疲れ果て、馬の背に乗せていたお土産も全て盗まれてしまいました。

家に帰った権さんは、から怒られすっかりいじけて、2度と森へは近づくことはありませんでした。


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