あらすじ君

様々なあらすじを1分で読めるようにまとめました

【昔話】衣文の里【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるところに、年老いたと美しいが住んでいました。
2人は毎日仕事が終わると、村の観音さまへお参りをしていました。

それからしばらく経って、年頃になった婿をもらって、婿の生活が始まりました。
やがては妊娠したのですが、出産間近になってが突然亡くなってしまいました。
の葬式がすんだ後、婿を実家に帰したは、1人ぽっちになってしまいました。

ある日の夕方、はいつものように観音さまにお参りをすませた帰り道に、1人の旅のとすれ違いました。
その時、の袖から何かが落ちたので、が声をかけたのですが、はそのまま行ってしまいました。

が落としたものは、どうやら手紙だったようで、が開いてみると「あなたの娘さんが立派な赤ん坊を生みました」と書いてありました。
驚いたが急いでの墓に行ってみると、お坊さんの笠の中に入ったかわいい赤ん坊が、元気な泣き声をあげていました。

は自分のが命と引き換えに生んだ赤ん坊を連れて帰って育てることにしました。
やがて婿のもとへ戻り、赤ん坊を一緒に育てることになりました。


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