あらすじ君

様々なあらすじを1分で読めるようにまとめました

【映画】デトロイト・メタル・シティ【あらすじ・ネタバレ】

根岸崇一は、ポップでオシャレなミュージシャンを目指し東京の大学へ進学しました。
大学で由利と知り合い、ギターポップな音楽を作っては歌うなど、充実した大学生活を送っていました。

ポップミュージシャンとしてデビューするという夢を叶えるため、大学卒業後にレコード会社と契約したのですが、所属事務所の女社長の命令で「デトロイト・メタル・シティ(通称DMC)」というデスメタルバンドのボーカルをすることになってしまいました。
根岸は、金髪ウィッグに顔面白塗りで、「俺は地獄のテロリスト!!」と叫ぶヨハネ・クラウザーⅡ世に仕立て上げられました。

自分の目指す音楽とは正反対の活動に根岸は不満を抱えていましたが、その不満とは裏腹に、DMCの人気はうなぎのぼりでした。
ポップでオシャレな歌手になりたいのにこんな形で売れてしまった根岸は、そのギャップに苦しんでいました。
そんなある日、根岸は密かに思いを寄せていた由利と偶然再会しました。
大学時代を思い出した2人の仲は縮まりましたが、由利がデスメタルを軽蔑していることを知った根岸は、後ろめたい気持ちでいっぱいになりました。

由利は、根岸に人気デザイナーを紹介しました。
根岸由利がデザイナーと親しくしている様子を見てショックを受け、さらに、後輩がポップミュージシャンとしてデビューしたことを知り落ち込みました。
すべてを放り出した根岸は実家へ帰ることにしました。
その頃、メタル界で世界的に人気のあるジャック・イル・ダークが引退することを発表し、引退ワールドツアーとして各国でメタルメンバーと競合する相手として日本ではDMCが選ばれました。
しかし、根岸は東京でヨハネ・クラウザーⅡ世に戻る気にはなれず、実家で農業の手伝いをしていました。

そんな時、実家に小包が届き、中にはDMCのメンバーや女社長、多くのファンからの手紙が入っていました。
自分の息子がヨハネ・クラウザーⅡ世だということに気づいていた母からの励ましを受けた根岸は、もう1度がんばろうと決意し東京へ向かいました。
雑誌の編集者である由利も取材のため対戦会場に来ていました。

根岸が演奏する姿を見た由利は、ヨハネ・クラウザーⅡ世根岸だということに気がつきました。
DMCの演奏はジャック・イル・ダークの心を掴み、その証としてギターを手渡されました。


 - 映画

  関連記事