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【映画】天空の城ラピュタ【あらすじ・ネタバレ】

小さな山里で暮らす少女シータは、ある日、ムスカ率いる政府の特務機関に捕らえられ飛行船に乗せられていました。
彼らの狙いはシータが亡き母から受け継いだ、青い石でした。
そこへ同じくその石を狙う海賊ドーラ一家の襲撃があり、逃げようとしたシータは誤って飛行船から落ちてしまいました。
シータは石が放つ不思議な光に包まれて気を失いながらもゆっくりと落ち、炭鉱で働く少年パズーに助けられました。

パズーシータが狙われていることを知り、彼女を守りながら一緒に逃げることにしました。
ドーラ一家に追われた2人は谷に落ちてしまいますが、またしても石の力によって再び救われました。
石に詳しい老人ポムによると、その石は大昔ラピュタで作られた飛行石だということがわかりました。
ラピュタとは、天空に浮かぶという伝説の城で、パズーの亡き父はラピュタを見たことがあり、そこへ行くことがパズーの夢でした。
不思議なことにシータの家には「ラピュタ」という秘密の名前も受け継がれていました。

ポムと別れ、地上に戻った2人は特務機関に捕まり、軍の要塞へと連行されてしまいました。
そこでシータは特務機関を指揮するムスカから、昔ラピュタから落ちてきた壊れたロボット兵を見せられました。
ラピュタは遠い昔に滅びたのですが、高度な科学力で天空から世界を支配した強大な帝国であり、今も空のどこかに浮いているという噂がありました。
飛行石はラピュタの王族が、いつかラピュタに帰るために代々受け継ぐ物で、ムスカシータがラピュタ王の末裔だということを明らかにしました。
ムスカは、ラピュタが平和な世界にとって危険なものであるから、ラピュタ探索への協力を求め、パズーの命を盾とされたシータは、やむなくそれを受け入れました。
その夜、シータは昔教わった困ったときに使う「おまじない」何げなく唱えました。
シータは知知らなかったのですが、そのおまじないはラピュタの封印を解く言葉だったのです。
その言葉によりロボット兵は目覚めて暴れ出してしまい、飛行石は空に光を放ちラピュタの位置を指し示しました。

一方ムスカに解放されたパズーは、飛行石を狙っている空賊のドーラ一家に捕まってしまいました。
パズードーラが飛行石を奪いに要塞へ行くことを知り、自分も連れて行くように頼みました。
パズーを連れて行くほうが都合が良いと考えたドーラはそれを許し、ロボットによって混乱する要塞からシータを救い出しました。
しかし、すでに飛行石はムスカの手に渡り、ムスカは軍と共にラピュタに出発していました。
パズーシータドーラの飛行船に乗せてもらい、ラピュタへと向かいました。

しかし、ドーラの飛行船は軍に発見され攻撃されてしまいました。
ドーラの命令で見張り台を切り離しグライダーとして使用していたパズーシータは、軍の攻撃により繋ぎ止めていたワイヤーが断ち切られ、飛行船とはぐれて嵐に飲み込まれてしまいました。
雷に打たれたパズーは目前に現れた青白い飛行船に導かれてラピュタに辿り着きました。
そこには軍に捕まったドーラ一家の姿がありました。
パズードーラを助けるが、シータムスカに捕まってしまいました。
ムスカの本当の狙いとは、ラピュタの力を手に入れて世界を支配することだったのです。
ムスカシータに自分もラピュタの末裔だと明かし、飛行石で城の力を操って、軍の兵隊を皆殺しにしました。

それを見たシータムスカから飛行石を奪って逃げ、昔教わった滅びの言葉「バルス」をパズーと共に唱えました。
すると城は崩壊し、ムスカは瓦礫と共に海へ落ちました。
パズーシータはグライダーで城から離れ空でドーラ一家と再会して喜びました。

2人はドーラ一家と別れ、灯がともり始めた港町へ、ゆっくりと降りていきました。
ラピュタを浮遊させていた飛行石の巨大な結晶体は、大樹の根に囲まれて、天へとのぼっていきました。


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