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【童話】北風と太陽【あらすじ・ネタバレ】

ある日のこと、北風太陽が力自慢をしていました。
北風は、どんなものでも簡単に吹き飛ばすことができて世界一強い、と言いました。
それを聞いた太陽は、どちらが世界一強いのか力くらべをしようと言いました。

2人は、目の前を歩いている旅人の着ている服を脱がせた方が勝ちという勝負をすることにしました。
北風旅人の服を吹き飛ばそうと思い、力いっぱい風を吹きかけました。
しかし旅人の服は脱げませんでした。それどころか、旅人は風に飛ばされないように服をしっかりと押さえ、さらに寒がってコートを着てしまったのです。
今度は太陽の番です。
太陽は力いっぱい輝き始め、陽を照らしました。
すると先ほどまで寒かったその場所は、みるみるうちに暑くなってきたのです。
あまりの暑さに、旅人は着ていた服を脱いでしまいました。

それを見た北風は、何でも力だけで解決しようとしていたことを反省し、力自慢をすることはなくなりました。


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