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【昔話】天狗のかくれみの【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかし、とても頭のよい男がいました。

男は子どものころからかしこくて有名だったのですが、大の酒好きで毎日酒をたらふく飲むことで頭がいっぱいなのです。
そこで何かいい方法がないかと考えている時に、それをかぶると姿を消すことができるという「天狗の隠れみの」のことを思い出しました。
天狗はときどき村の外れにやってくるというので、その時を狙って天狗の隠れみのを手に入れようと考えました。
男は飯を炊くときに使う竹筒を持って、天狗を待ちました。

男は、竹筒をまるで望遠鏡のようにのぞきながら「これは良い眺めだ。あの村も、この村も手に取るように全て見える」と言うと、それを聞いた天狗が現れて、「ただの竹筒で一体何が見えるのか」と言いました。
男は、これは竹筒ではなく遠くのものが見える宝物だと嘘を言い、天狗の気を引きました。

主人公
登場人物


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