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【昔話】はなたれ小僧さま【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるところに、貧しいおじいさんが住んでいました。
おじいさんは薪を売って生活していましたが、その日はひとつも売れませんでした。

帰り途、売れ残った薪を担いでいたので疲れ果てたおじいさん龍神さま
が祀られているほこらの近くの川に向かいました。
そこで「龍神さま
、ぜひお使いください」と言い、薪を川へ流しました。
すると女神が現れ、薪のお礼に何でも願い事をかなえてくれる「はなたれ小僧さま」を授けましょうと言いました。
はなたれ小僧さまに、1日3回エビナマスを与えるという約束を取り付けると、女神は川の中へ戻っていきました。

はなたれ小僧さまがあまりに汚かったので、おじいさんは半信半疑で「立派な家を建ててくれ」と言いました。
すると、おんぼろだった家が立派な屋敷に生まれ変わりました。
すっかり気が良くなったおじいさんは次から次へと願いをかなえてもらい、すっかり大金持ちになりました。

欲しい物が全て手に入り、毎日エビナマスを与えることが面倒になったおじいさんは、龍神さま
のところへ帰ってほしいとはなたれ小僧さまに言いました。
はなたれ小僧さまがコクリと頷きその場を去った途端、家はおんぼろに戻り、元の貧しいおじいさんに戻ってしまいました。


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