あらすじ君

様々なあらすじを1分で読めるようにまとめました

【昔話】あてのない旅【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるところに、年老いて働けなくなったがいました。
ある晩、家の主人が「働けなくなったを生かしておく理由もないから、殺してしまおう」と話しているのを聞いたは、小屋を壊して逃げ出しました。

行く当てもなく逃げ出してしまったので、あてもなく歩いていると、自分と同じように逃げ出したと、と、ニワトリに出会いました。
3匹と1羽は連れだって旅をすることになりました。

その日はとても寒い夜だったので、みんなでひとつになって寒さをしのいでいると、どこからか人の話し声が聞こえてきました。
様子を見に行くと、2人の泥棒が盗んだ千両箱を前に酒盛りをしていました。

それを見ていたが「みんなで泥棒を驚かして、千両箱を奪ってやろう」と提案しました。

みんなはそれに賛成し、の上にの上にの上にニワトリが乗り、みんなで一斉に大声で鳴き叫びました。
すると泥棒はその大声に腰を抜かし、千両箱を置いて一目散に逃げてしまいました。

千両箱を手に入れた3匹と1羽は、それからもずっと一緒に旅を続けました。


 - 昔話

  関連記事