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【昔話】したきりすずめ【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかし、あることろに優しいおじいさんと欲張りなおばあさんがいました。
ある日、おじいさんはケガをしたすずめを見つけたので家に連れて帰り手当てをしました。山へ返そうとしましたが、すずめおじいさんにすっかり懐いていたので育てることにしました。しかし、おばあさんおじいさんすずめを可愛がっているのをが気に入らなかったのです。

おじいさんが出かけたある日、すずめおばあさんの作った障子を張り替えるためのノリを食べてしまいました。
怒ったおばあさんは、すずめの舌を切り外へ逃がしました。
そのことを聞いたおじいさんは慌ててすずめを探しに山へ出かけると、竹やぶの奥にすずめたちのお宿がありました。
中から舌を切られたすずめが出てきておじいさんを招き入れ、おいしいごちそうや歌と踊りでもてなしてくれました。
おじいさんが帰ろうとすると、お土産として大きなつづらと小さなつづらが用意されており、どちらか好きな方を持っていくようにと言われ、おじいさんは小さいつづらをもらって帰りました。
家に帰ってつづらを開けてみると、中からたくさんの宝物が出てきました。

それを聞いた欲張りなおばあさんは、大きなつづらにはもっとたくさんの宝物が入っている違いないと言い、すずめのお宿へ向かいました。
そして帰りに大きなつづらを選んで帰りました。
すずめたちからは家に着くまで決して開けないようにと言われていましたが、待ちきれずに帰り道で開けてみると、中からヘビやおばけ、妖怪が現れました。
おばあさんはびっくりして山道を逃げるように家へ帰りました。


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