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【昔話】一休さん【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかし京のはずれの寺に一休というとんちのきく坊主がいました。
寺の和尚は甘いものが大好きでいつもひとりでこっそり飴玉を舐めており、和尚たちには子どもが舐めると毒だと嘘をついていました。

ある日、和尚が出かけた後にみんなで飴玉を全部舐めてしまいました。
和尚は帰ると、飴玉がないことに気づき和尚たちを責めましたが、一休に「大切な硯を割ってしまったので、死のうと思って毒を食べました」と言い、和尚を呆れさせました。

一休のとんちは将軍の耳にも届き、ある日お城に呼ばれました。
将軍から、夜になると屏風の虎が飛び出して悪さをするから縛ってほしいと言われた一休は、「縛りますので屏風から虎を追い出してください」と言いました。
将軍が、「絵に描いた虎を追い出せると思うか?」と問いかけると、一休は、「絵に描いた虎を縛れると思いますか?」と答え将軍をあっと言わせました。


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