あらすじ君

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【昔話】三枚のお札【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしあるところに、やんちゃな小僧がいました。
小僧は寺の和尚にお願いして、山へ栗拾いに行かせてもらうことになりました。

和尚は、山に住む老婆が出たら使うようにとお札を三枚小僧に渡しました。
小僧は受け取り、山で栗拾いをしていましたが、ついつい夢中になって気づけばあたりは真っ暗になっていました。
するとそこへおばあさんが現れ、拾った栗を茹でてやると言い、小僧を家へ連れて帰りました。

おばあさんが山に住む老婆だと気づいた小僧は、トイレへ行くふりをして逃げようと考えましたが、老婆は逃げられないように小僧に縄をつけてトイレへ行かせました。
小僧は縄を解き、お札に自分の代わりに返事をするように命じてトイレの窓から逃げ出しました。
それに気づき追いかけてくる老婆に向かって、お札で大量の水流そうとしましたが、老婆は水を全部飲み込んでしまいました。
最後のお札で火の海を出しましたが、老婆は先ほど飲み込んだ水を吐き出して火を消してしまいました。

小僧が寺までたどり着く頃には、老婆はもうすぐ後ろまで迫ってきていました。
寺の中に入った小僧は隠れ、老婆和尚小僧の場所をたずねると、和尚は自分と技比べをして勝ったら教えてやると言い、老婆を豆粒ほどの大きさにして餅でくるんで食べました。


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