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【昔話】かっぱとひょうたん【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかし、ひょうたんのような山もふもとに貧しいおじいさんが住んでいました。
二人はその山に田んぼを作っていましたが、近くに住むかっぱが田んぼの水を全て抜いてしまいました。

おじいさんは淵から水を運んでみましたが、全く足りず途方に暮れていました。
そんなおじいさんの目の前にかっぱが現れ、「を嫁にくれれば、水を引いてやるぞ」と言いました。

翌日、約束した通り田んぼには水が入り、枯れかけていた苗も全て元通りになりました。
おじいさんにわけを話して嫁に行ってもらうように説得しました。
泣いて頼むおじいさんを見て、かっぱのところへ嫁入りすることを快諾し、大きなひょうたんを持って淵に出かけました。

淵についたは、持っていたひょうたんを淵の中へ運んでくれるようにかっぱに頼みました。
しかし、大きなひょうたんの浮力はすごく、かっぱがどんなにがんばっても淵の中に沈めることができませんでした。
かっぱを嫁にもらうことをあきらめ、田んぼの水を抜いたのは自分だと白状して、淵の底へ逃げ帰ってしまいました。

それからは、かっぱはいつも田んぼに水を引いてくれるようになりました。
そのお礼としてかっぱの大好物のきゅうりを淵に流すようになりました。


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