あらすじ君

様々なあらすじを1分で読めるようにまとめました

【昔話】キツネの柿の木【あらすじ・ネタバレ】

むかしむかしある山奥に、吾助という獣狩りの名人とそのが住んでいました。
夫婦は罠にかかった獲物を町で売って生活していました。

ある冬の日、吾助が仕掛けた罠に大きな女狐がかかっていました。
この女狐を売れば、に暖かい肩掛けを買ってあげられると喜びましたが、この女狐には2匹の子狐がいることに気が付きました。
両親がいなかった吾助は、幼い頃に寂しい思いをしたことを思い出し、子狐が可哀そうになり母狐を逃がすことにしました。
そして、吾助はこれを機会に獣狩りの仕事を辞めました。

やがて春になり、夫婦の家に若者が訪れました。
若者は、「母からの使いです」言い、柿の苗を数本差し出しました。
吾助はすぐに女狐のことだと分かり、その柿の苗を植えてみると、翌年からたくさんの甘い実をつけました。
この柿の実は村で評判となり、町からも買いに来る人が増えました。
こうして吾助夫婦は大金持ちになりました。


 - 昔話

  関連記事